日本で一番〇〇、という言葉に弱い「ポイキャン!」管理人です。
皆様、沖縄本島を走る「ゆいレール」という都市モノレールに乗ったことはありますか?
ゆいレールとは、那覇空港駅を始点に様々な観光地や都市間を結ぶ、沖縄都市部の移動に便利な沖縄都市モノレールです。あまり有名ではありませんが、実はそのゆいレールを使用すると150円、たった3分で日本最西端、最南端の駅を制覇できるんです!
意味あるの?と思う方もいるかと思いますが、達成感こそが目的なのです。
今回は、そんな日本最西端の駅と日本最南端の駅を制覇した際のレビューや、沖縄観光に欠かせないゆいレールの活用方法についてお届けします。
ゆいレールとは?
ゆいレールとは、那覇市の那覇空港駅から浦添市のてだこ浦西駅駅までの約17㎞を約40分でつなぐ、沖縄都市モノレールです。
交通事情に左右されず都市間を移動できるため、県民には欠かせない路線ですが、観光客にとっても便利な移動手段です。なんといっても那覇空港からそのまま国際通りなどがある「県庁前」~「牧志」や、首里城のある「首里駅」などにアクセスできるところが素晴らしいです。
今回の主題は日本最西端・最南端の駅のご紹介ですが、その前にまず、ゆいレールをおトクに楽しむ方法についてご説明しますね。これがあれば日本最西端・最南端駅の移動も無料にできます!
1日・2日フリー乗車券を活用する!
こちらは沖縄観光には欠かせません。レンタカーを利用しない沖縄観光の場合でも、ゆいレールを利用すれば先ほどご紹介した通り、様々な観光地を訪れることができます。土日を利用した一泊二日程度の観光であれば、ぜひゆいレールに乗って旅を満喫しましょう。
でも、毎回切符を買うとなると交通費のことを考えてしまい、移動が思うようにできません。そこで沖縄観光される方には1日・2日フリー乗車券の購入をオススメします。
1日フリー乗車券(24時間有効) | 2日フリー乗車券(48時間有効) |
おとな/800円 | おとな/1,400円 |
こども/400円 | こども/700円 |
那覇空港ー首里の往復は680円ということを考えると、元を取ることは簡単ですね。なんといっても特徴は、有効期限が日単位でなく、時間単位となっている点です。
1日フリー乗車券であれば購入した時間から24時間、2日フリー乗車券であれば購入した時間から48時間有効です。大半のフリー乗車券は日単位で有効期限が決められており、日付をまたぐと無効というパターンも多いです。
ゆいレールのフリー乗車券の場合は上記により、例えば「土曜日13時にゆいレールで那覇空港駅を出発、丸二日ゆいレールに何度も乗車して沖縄を観光。そして日曜日13時までに那覇空港に戻る」というプランであれば、1日フリー乗車券(おとな800円)だけで沖縄を満喫できます。
フリー乗車券を活用すれば、お土産の買い忘れなどでちょっとした寄り道をしてもOKです!
QRコードを改札機上部の読み取り部にタッチします。読み取りもスムーズなので、慣れればスマートに乗り降りできます。
各施設の優待を受けられる!
ゆいレールフリー乗車券を持っていれば、各観光地にて優待を受けることができます。
首里城はおとな400円→320円になりますし、その近くの玉陵(たまうどぅん)もおとな300円→240円になります。
あ他にも博物館や工芸館の割引、レンタサイクルのレンタル料割引や、ドリンクのサイズアップ料金優待などもあります。
各種優待を組み合わせれば、おトクに出来る金額も増幅します!
日本最西端の駅 到達!
それでは、日本最西端の駅「那覇空港駅」についてご紹介していきます。
沖縄・那覇空港に到着したら、ゆいレールの看板に従って進んで下さい。ほんの数分でゆいレールの改札口が現れ、その手前に何か記念碑のようなものが立っています。
はい、これで日本最西端の駅を達成です!所要時間は空港の保安エリアを出て徒歩で5分ほどです。この石碑自体は改札の手前にあるので、ゆいレールに乗らずとも撮影できます。
ただ、せっかくならわずか3分、150円で移動して日本最南端の駅「赤嶺駅」まで足を運んでみましょう!ゆいレールで沖縄観光をされる方は、終点那覇空港駅から必ず隣駅の赤嶺駅は通過するので、一度赤嶺駅で下車しても大きな時間のロスにはなりません。
各駅約8分ごとに電車が出ているので、待ちぼうけにはなりません。
日本最南端の駅 到達!
それでは、日本最南端の駅「赤嶺駅」についてご紹介していきます。
ゆいレール開業の2003年までは、日本最南端の駅はJR九州の西大山駅(鹿児島県)でした。ゆいレール開業により今ではJR日本最南端の駅となり、同じく日本最西端の駅であった松浦鉄道のたびら平戸口駅(長崎県)も本土最西端の駅となってしまいました。
沖縄県にゆいレールが開業したことで、日本最西端と最南端の駅を一気に塗り替えたことになりますね。そんな日本最西端駅と日本最南端駅の移動時間はわずか3分、150円です!それでは、実際に最西端の駅「那覇空港駅」からゆいレールで1駅、隣の最南端の駅「赤嶺駅」に移動してみましょう。移動中は、車窓から海上自衛隊那覇航空基地を眺めることができます。
先ほどご紹介したゆいレールフリー乗車券なら、空港から往復しても0円です!
まず改札を出る前に、日本最南端である赤嶺駅到着の証明書をぶら下げた駅長さんの顔出しボードがお出迎え。記念写真を撮ることができますね。
そして、赤嶺駅改札を出たら右の階段を降りて下さい。タクシー乗り場を挟んだ向かい側に記念碑が立っています。
立派な石碑で、赤嶺駅をバックに写真を撮ることができます。当時の市議会議員の方が個人で企画して建立したそうです。この日はカラッと晴れ渡った晴天なので、空のブルーと綺麗な駅舎、記念碑が映えます。
那覇空港着から30分もあれば、日本最西端と日本最南端の駅を制覇できます。フライト前に少し時間が余った際にもオススメです!
さいごに
今回は、日本最西端の駅「那覇空港駅」・日本最南端の駅「赤嶺駅」をご紹介しました。
沖縄県をレンタカーを使わず、観光する際に活躍するゆいレール。フリー乗車券を購入しておトクに沖縄を満喫する方法や、実際に最西端・最南端駅を訪れた際のレビューはいかがだったでしょうか。空港からも近く、時間もかからないのでフライト前に訪れるのもオススメです。
なんといっても、「日本で一番〇〇」をこんなにも簡単に達成できるのは沖縄県のゆいレールだけでしょう。これからも様々な観光地についてご紹介していくので、ぜひともチェックお願いします!
コメント