沖縄フード大好き「ポイキャン!」管理人です。
皆様、那覇空港を利用したことはありますか?
那覇空港は言わずと知れた沖縄本島の空の玄関口で、石垣島などの乗り継ぎ空港としても活躍する空港です。那覇空港のすぐ近くには日本最南端・最西端の駅や、アクセス良好のリゾートアイランド「瀬長島 ウミカジテラス」もあり、空港近くでも観光が可能です。
その那覇空港には、実は一般客も利用できる社員食堂があるのです。今回はその社員食堂「空港食堂」のアクセス方法から、利用方法、実際に体験したレポートをお届けします。
那覇空港「空港食堂」とは?
那覇空港「空港食堂」とは、タイトルにもある通り那覇空港にある食堂です。
那覇空港には、日本では沖縄県限定のファーストフードチェーン「A&W」をはじめ、沖縄そばのお店など複数のレストランが入っています。しかしこちらの「空港食堂」は、それらの店舗から大きく離れたところに位置しています。
いわば隠れ家的食堂で、空港、航空会社の社員の方も利用する大衆食堂です。社員食堂と記載しましたが、一般客も利用OKとなっているのでご安心下さい。
場所 | 那覇空港 国内線ターミナル1F |
電話番号 | 098-840-1140 |
営業時間 | 10:00〜18:00(新型ウイルスによる短縮営業) 通常 9:00〜20:00(L.O.19:30) |
定休日 | 無し(年中無休) |
乗り継ぎの際も乗り継ぎチケットがあれば利用できますし、航空会社のステータス修行の際にも重宝できそうですね。
「空港食堂」アクセス方法
「空港食堂」は社員食堂に近い扱いであり、空港の端の方に位置しています。また、案内も多くないので最初はどこにあるかわかりにくい思います。
ということで、「空港食堂」までのアクセス方法をご紹介します。
引用:那覇空港 フロアマップ
こちらの赤矢印のところが「空港食堂」です。国内線到着口があるの1階の端に位置していますね。ちなみに反対側には那覇空港のカードラウンジ「ラウンジ華〜hana〜」があります。
琉球銀行を目印に進む
空港の外から見て左方向にひたすら進んでいくと、わかりやすい目印として「琉球銀行」が現れます。その左側の細い通路をそのまま進んでください。
「空港食堂」に到着
先ほどの通路を進むとすぐ右側に「空港食堂」が現れます。横のドアから空港の外に出るとレンタカー会社のシャトルバス乗り場もあるので、何気なく通り過ぎていた方もいるかもしれません。
「空港食堂」利用レポート
それでは、那覇空港の社員食堂である「空港食堂」の利用レポートを行っていきます。私が訪れたのは休日の昼だったので、店内には空港関係の職員はおらず、ほぼ全員が観光客でした。
食堂メニュー
沖縄の料理がたくさん揃っているため、沖縄観光の最終日、空港内でギリギリまで沖縄グルメを楽しめる点がいいですね。
それでは、食堂で提供されているメニューのラインナップについてご紹介していきます。(ラインナップ、金額は変わる可能性があります)
沖縄ローカルメニュー
「空港食堂」メニュー(沖縄ローカルメニュー)
- ソーキそば 660円(人気メニュー1位)
- 沖縄そば 550円(人気メニュー2位)
- ゴーヤーチャンプルー 610円(人気メニュー3位)
- トーフチャンプルー 610円
- フーチャンプルー 610円
- タコライス 660円
- ちゃんぽん 700円
- 人参シリシリ定食 610円
- ポーク玉子定食 610円
- タコスボール 550円
- ジューシー 170円
- ブルーシールアイス 160円
特色ある沖縄ローカルフードが揃っていて、内地からの観光客には嬉しい限りです。
6種類の沖縄そば
沖縄といえば思い浮かぶ”沖縄そば”はなんと、6種類もあります。
沖縄そばにもお肉も乗っていますが、「ソーキ(あばら肉)」や「三枚肉(ばら肉 ラフテー)」など食べ応えのあるお肉が乗ったそばや、変わり種としては「ポーク玉子」が乗ったそばもあります。
そばとセットでオススメなのが「ジューシー」という沖縄の炊き込みご飯です。沖縄そばなどの汁物との相性が抜群なので、ぜひセットで試してみてください。
沖縄の家庭料理 チャンプルー類
他にもチャンプルー(炒め料理)ではゴーヤだけでなくトーフチャンプルー、フーチャンプルーもあります。名前の通り豆腐や麩が使用されたチャンプルー(炒め物)で、沖縄の伝統的な家庭料理として知られています。
聴き慣れないネーミングのメニュー
内地では聴き慣れないメニューもラインナップされています。沖縄には「ポーク玉子おにぎり」など名前から内容を連想できるものから、独特なネーミングのローカルフードもあります。
全国区メニュー
もちろん沖縄料理だけでなく、全国区メニューも揃っています。個人的にはオムライスが大きくて美味しそうでした。おトクな日替わり定食メニューもあります。
「空港食堂」メニュー(全国区メニュー)
- カツ丼 610円
- 親子丼 610円
- 焼きそば 610円
- カレーライス 550円
- カツカレー 660円
- チャーハン 550円
- オムライス 610円
- 日替わり定食 660円ぐらい
アルコール・ドリンク類
ソフトドリンク以外にも、沖縄を代表するビール「オリオンビール」や、同会社から販売されているチューハイ「オリオン WATTA」などのお酒もラインナップされています。
空港食堂メニュー(ドリンク)
- ペットボトル飲料 160円
- 紙パックお茶 110円
- ソフトドリンク 280円
- オリオンクリアフリー(ノンアル) 400円
- サザンスター ジョッキ 500円
- オリオンビール 瓶 550円
- オリオンWATTA(ストロング) 400円
- 泡盛1合 550円
「オリオン WATTA(ストロング)」と記載されていますが、2020年4月にオリオンビール(株)は健康増進のために9%ストロングの生産を終了したので、今後は5〜6%のWATTAに置き換わると思います。
食堂の利用方法
食堂の入り口にある先ほどのディスプレイを見てある程度食べるメニューを決めたら、暖簾をくぐって食券機で食券を購入します。
現金以外にも、電子決済としてWAONとEdyが利用できます。
沖縄県のキャッスレス事情としてはEdyが割と昔から普及しており、地方の店でも利用できたりします。
食券機で食券を購入したら、受付で食券を見せましょう。出来上がると番号で呼ばれます。水もセルフサービスで、なんと無料で「紅茶花伝 レモンティー」も選択できます。
数分待つと自分の番号が呼ばれ、セルフで受け取りに行きます。いよいよ注文したメニューとご対面。
私は「タコライス 660円」を選択しました。味噌汁がセットになっている点も嬉しいですね。
レタス、トマト、合い挽き肉とチーズがライスの上に乗っており、サルサソースと混ぜて食べます。少しお肉が少ないと感じましたが、タコライスを空港で食べることができて満足です。
食べ終わったら、店の奥にある返却カウンターに食器とトレーを返却しましょう。提供から返却までセルフで行っているので、空港内においても低価格を実現しています。
食堂内部
食堂内部も、地元の大衆食堂といった温かみのある趣です。フライト時刻表もモニターに映し出されているので安心ですね。
テーブルには沖縄そばとこれまた相性バツグンの「島とうがらし」も置かれていますね。
お腹いっぱいで満足した私は、食後に那覇空港のカードラウンジ「ラウンジ華〜hana〜」で飲み物を飲んでフライトを待ちました。
沖縄フードを最後の最後まで楽しむことができ、大満足の「空港食堂」でした!
さいごに
今回は、那覇空港の隠れた名店「空港食堂」について食堂の詳細から利用方法、実際のレポートをご紹介しました。空港のレストランは平均して高いですが、「空港食堂」なら600円ちょいでガッツリと食事をとることができます。
同じく空港内の社員食堂として有名な「伊丹空港 オアシス」についてはこちらの記事でご紹介しています。
一般客も利用OKの社員食堂として、少し目立たないところに立地していますがリーズナブルに美味しい料理を食べることができるのでオススメです。メニューも沖縄ローカルなものが多く揃っており、内地からの利用客にとっても嬉しいポイントですね。
種類が豊富な沖縄そばや、チャンプルー類など沖縄の家庭的な料理を楽しめます。
同じ1Fには「ラウンジ華〜hana〜」もあるので、食堂でご飯を食べた後にラウンジで休憩する、といった黄金ルートもオススメです。
とても満足度の高い食堂なので、アクセス方法や利用方法などを事前にチェックして、ぜひ利用してみて下さい!
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