新人マカー「ポイキャン!」管理人です。
皆様、パソコンは何を使っていますか?
世の中には多種多様なPCが存在しており、価格やスペックもバラバラです。今回、私は初めて13インチMacBook Pro(2020)を購入しましたが、生まれてこのかたWindowsユーザーでした。
値段は高くて奮発しましたが、今となっては本当に買ってみて良かったと感じています。当記事では、パソコンにはあまり詳しくない管理人の視点でMacを語るので、この様な視点、選び方もあると参考にして頂ければと思います。
それでは改めて、私がMacBookを買うと決めた3つの理由、AirではなくProを選択したワケ、Macの良いところ、イマイチなところやMacBook Pro(2020)の詳細レビューについてご紹介していきます。
WinユーザーがMacBook Proを買うと決めた3つの理由
それでは、Winユーザーである私が、MacBook Proを買うと決めた理由について説明していきます。
あくまで、PCにあまり詳しくない者の視点であることをご理解ください。
オシャレだから。
まず初めに、オシャレだから。という一言に尽きます。公言はしていなくても、どんなMacユーザーもこの理由が購入の要素の一つになっていると私は思います。
これまでのMacのイメージと言えば、「高くてオシャレで、クリエイティブである」といった漠然としたイメージしかありませんでした。購入した後のイメージも、それほど大きくは変わっていません。
Macはそのオシャレなイメージ自体も売りにしていて、「Mac、Appleのある生活」といったプロモーションも見受けられます。
私もそこに惹かれ、Macを所有してみたいと思いました。
また、日々使う道具は、自分が好きな物の方が圧倒的に士気が上がると思っています。
例えると、好きなブランドの財布や服を着ている時と同じです。性能面だけでなく、所有感・満足感といった点でアイテムを選ぶことは悪いことではありません。
実際に私は、ブログ執筆においてMacを使用するときの方が捗る気がします。性能、操作性などを除いても、です。
ハイスペックだから。
こちらは先ほどと比べると正当な理由でしょう。
MacBookシリーズは基本的にハイスペックです。何十万もかけたハイスペックゲーミングPCなどを同じ土俵に上げなければ、市販のPCの中ではハイスペックな類に分けられるでしょう。
私が購入したのは13インチ板MacBook Pro(2020)の一番安いモデルです。値段は税込で148,280円。
私が購入した13インチMacBook Pro(2020)のスペック
- 第8世代の1.4GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ
- 256GBストレージ
- 8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
- Touch BarとTouch ID
- Thunderbolt 3ポート x 2
スペックとしても、13インチMacBook Pro(2020)の最安モデルなので同じ13インチの上位モデルには当然劣ります。ストレージ容量やメモリ容量、プロセッサが13インチMacBook Proの中で一番最低限なものとなっていますね。
しかし、私はゲームをしませんし、動画編集も現時点ではしていません。用途としては主にブログ執筆やブラウジング、動画視聴ぐらいなのでこのエントリーモデルでも役不足なくらいだと思います。
スペックだけで性能は語れませんが、私の作業レベルでは十二分に満足しています。
持ち運びしやすいから。
こちらも13インチMacBook Proの利点でしょう。13インチのラップトップPCなので非常にコンパクトです。
そこまで大きくないバッグにも収まりますし、ブログ程度の作業では十分な画面の大きさです。フラッとカフェなどに持ち込んで作業することもできますし、旅行に連れて行っても邪魔になりません。
重量も1.4kgなので、持ち運びにも向いていますね。流石にアンダー1kgのラップトップPCと比較すると重量を感じますが、アルミニウムボディという高級感・所有感を考えれば文句はありません。
自宅ではなく気分を変えてカフェなどで作業するのも、気分転換になって良いですね。
AirでなくProを選択したワケ
それでは、私がMacBook Air(2020)ではなくMacBook Pro(2020)を選択したワケについて説明していきます。
スペック面は先ほども言った通り、私の用途では十分MacBook Airでも満たしています。何なら、Macである必要も無く、5万程度のWindows PCでも良いぐらいですね。
それでもMacbook Proにこだわった理由があります。
上の世界を知りたかった
こちらは、決してMacBook Airが低スペックと言っている訳ではありません。私が上の世界を知りたいと考える理由は大きく2つあります。
スペックが理由で諦めたくないため
生まれて最初のMacBookということもあり、どうせならハイスペックなシリーズを使ってみたい。スペック不足で諦めたくないという思いがありました。
プロセッサーなど内部的なものでなく、物理的にMacBook Ariには無い機能(Touch Barなど)がProにはあります。また基本スペックも、標準搭載スペックで比較するとProの方が優れています。
現時点ではスペックが求められる作業を行っていませんが、もし将来的に動画編集など複雑な操作をする場合を見越した判断です。
自分の中のスタンダード形成のため
また、最初に上の世界を知っていれば、今後選択する際のスタンダードにもなります。
高機能は低機能を兼ねます。MacBook Proの性能では自分に約不足だと感じれば、「次はMacBook Airでも事足りるな」と言った判断ができる様になります。
反対の場合、どうやっても上の世界を知ることができないので、いつまでも不満を抱えたままになると考えました。
あくまで自論ですが、私はすべての物事においてこの基本概念に従っています。
Touch Barが搭載されている
こちらが先ほどご説明した、「物理的にMacBook Ariには無い機能」となります。
MacBook ProにはAirには搭載されていない”Touch Bar”という機能が備わっています。キーボード上部に位置する有機ELのサブディスプレイで、ファンクションキーの代わりになります。
慣れないうちは使いこなすのが難しい(指が触れて誤作動が起こったり)ですが、輝度の微調整や画像編集時の調整、動画再生時のシークバー機能など直感的な操作ができて大変便利です。
Touch Barは使う使わないに関わらず、Appleの独自機能を使ってみたかったので絶対条件としました。
Airとの価格差が小さい
こちらも私がProを選択した大きな理由の一つです。
MacBook Airのエントリーモデルが104,800円〜(税別)、MacBook Proのエントリーモデルが134,800円〜(税別)と、価格差はわずか3万円です。
その3万円を足すことで先述のTouch Barが搭載され、標準スペックがAirより高いとなれば十分にProを選択する意味はあるかと思います。
一世代前のMacBook Proは、Touch Barが全てのモデルに搭載されていませんでした。Touch Bar搭載モデルが198,800円〜(税別)、Touch Bar非搭載モデルが142,800円〜(税別)だったので、2020年モデルでは全体的に値下げが行われたことになります。
Airに3万円足した約14万円で、より上のスペック、Touch Barのある世界を体感できる。2020年モデルはそういった意味で、十二分にProを選択する意義があると思います。
重量、サイズがそこまで携帯性に影響しない
こちらはMacBook Air(2020)との比較になります。
ディスプレイサイズは両方とも13.3インチで同じですが、名前の通り、MacBook Airは他のMacシリーズに比べて携帯性に優れている特徴を持ちます。
では、Proは携帯性に優れていないのでしょうか。本体サイズと重量の比較は次の通りです。
MacBook Air(2020) | 13インチ MacBook Pro(2020) | |
本体サイズ | 30.41 × 21.24 × 0.41〜1.61 cm | 30.41 × 21.24 × 1.56 cm |
重量 | 1.29kg | 1.4kg |
重量
重量はAirの方が110g軽いです。数値としては確かにAirが優れていますが、この重量差は非常に小さいです。実際に家電量販店にて持ち比べてみても、私にはほとんど判別不能でした。
モータースポーツにおける重量はコンマ数gでも影響しますが、正直、PCにおける重量差は我慢で何とかなります。確かにカバンに入れた際の負担の違いはあるかと思いますが、十分耐えうる範囲かと思いました。
本体サイズ
MacBook Airは特徴的な「くさび型」の流麗なフォルムを持っており、キー下に行くについて薄くなる形状です。
そこからイメージされる薄い、軽やかなイメージはとても魅力的であり、キー打鍵時の負担も少ないといったメリットがあります。
でも実は、画面ジョイント部の厚みにおいては、MacBook ProよりMacBook Airの方が厚いんです。
最も厚い部分で比較すると、Proが1.56cmに対し、Airは1.61cm。言われなければ気づかないポイントではありますが、Proの本体サイズが携帯性に影響しないことを語る上では重要なポイントとなります。
実は意外に薄くて軽いので、MacBook Proも携帯性に優れています。
Macの慣れない点(Winユーザーの不満)
これまでMacの魅力的な点をご紹介してきましたが、慣れ親しんだWindowsと比較した際には当然慣れない点がたくさんあります。
慣れてしまえばMac一筋になる可能性もありますが、本業のPCは例に漏れずWindowsですし、世界の9割近くのPCはWindowsです。
その点でMacの慣れない点をご紹介します。
Macにしかない魅力もたくさんありますが、あくまでWinと比べたMacのファーストインプレッションとなります。
キー配列・役割の違い
こちらは最も基本的で、最大の相違点です。
WindowsとMacではキーボードの配列や機能が異なります。
これらは慣れるまで大変です。Winで行っていた様々なショートカットをMacで全て使いこなすには、時間を要しますね。慣れてきても、やはりWindowsのPCを触った時は間違えたりします。
WinかMacのどちらかのキー設定を変更して、操作を統一するのもアリです。
拡張性のなさ
これもMac絶対否定マンが存在する一つの所以です。
私のMacBook Proに搭載されているポートは下記の通りであり、拡張性に劣っていると言って差し支えないと思います。
- Thunderbolt 3(USB-C)ポート × 2
- 3.5mmヘッドフォンジャック
しかし、これは純正でもリリースされている拡張ハブを購入すれば解決します。
私はAnkerのハブを使用しており、Ankerのハブはスペースグレーで、純正品と思うほど本体によくマッチしています。
「薄さやデザインを追求した結果、素の機能を補完するためにハブを後付けする。」これを良しと捉えるか否かは個人の判断になりますね。
必要な時だけハブを使用するスタイルを確立すれば、普段はスタイリッシュな状態を保つことができます。
Finder(エクスプローラー)等、ソフトの違い
FinderはWinでいうところのエクスプローラーです。
慣れれば問題ないと思いますが、使用したばかりの私にとっては難しいので、しっかり調べて勉強したいと思います。
他にも、iWork(Pages、Numbers、Keynote)といったMicrosoft Officeに互換対応したソフトがMacには搭載されています。Office同等の機能が無料で使えるので大変お得ですが、操作方法が異なるため慣れるまでに時間がかかりそうです。
全ては慣れが解決してくれそうです。何事も最初は我慢ですね。
Macの優れているところ
MacはWindowsと比較して慣れない点も多くありますが、便利で優れている点もたくさんあります。
巨大トラックパッド、ジェスチャー
MacBook Proに搭載されているトラックパッドはとても大きく、質感も滑らかで非常に操作性が高いです。
別途Apple Magic Mouse等のマウスが必要かと思っていましたが、今ではマウス無しの便利な操作に満足しています。
タッチパッドのジェスチャーも多種多様であり、思うがままの直感的な操作が可能です。
- 2本指でのクリック(副クリック)が右クリックの役割
- ページ間移動が2本指のスワイプで可能
- 3本指スワイプで仮想ディスプレイの切り替えができる etc…
今では、Windows PCを使用する際についジェスチャー操作をしてしまう程に身体に浸透しました。
ディスプレイの綺麗さ
もちろんディスプレイも大きな魅力の一つです。
Apple製品はどれもディスプレイが高精細ですが、MacBook Pro(2020)は13.3インチRetinaディスプレイ、さらに広色域(P3)をサポートしており、Airよりさらに微妙なニュアンスの調整が可能です。
また、ディスプレイ性能とは関係ありませんがMacはシステムフォントが綺麗です。Windowsはカクカクしたシステムフォントですが、Macは隅々までオシャレで綺麗なフォントなので気持ちが良いですね。
購入レビュー
それでは、実際に私が購入した13インチ MacBook Pro(2020)の外観をレビューしていきます。
MacBook Pro(2020)外装箱
私はビックカメラで購入しました。箱を見るだけでテンションが上がります。
この段階では薄いフィルムがかかっており、スペースグレーではなくグレーと勘違いしてしまいます。
13インチMacBook Pro(2020)
深い色合いのスペースグレーが渋いですね。
光に当たった姿も美しいです。見とれてしまうカラーリング。
純正は巨大な充電器で、携帯性は正直よくありません。市販の充電プラグの方に買い換える方が良いかもしれません。
また、このケーブルは要注意で、MacBook本体と擦れた際に白い跡がついてしまいます。もちろん拭けば取れますが、材質は硬くてあまり良いとは思いません。
側面
MacBook Pro側面には、Thunderbolt 3(USB-C)ポートが2つ、反対側の側面には3.5mmヘッドフォンジャックが備わっています。
標準装備のポートとしてはたった3つだけで拡張性はないですが、別売のハブを装着すれば用途が広がります。
シザー構造キーボード
13インチMacBook Pro(2020)のMagic Keyboardです。Touch Barが搭載されているのが特徴的ですね。
MacBook 2020シリーズでは、キーボードが全てバタフライ構造からシザー構造へと変更されました。(シザー構造が復活しました。)
これにより1mmのキーストロークが実現し、より快適なタイピングができます。また、これまでTouch Barに入っていたescキーが物理キーとなったのも良いポイントですね。
キーボードにはバックライト機能も備わっていて、暗いところでも操作できます。
キーボードのバックライトは光らせるとカッコいいですが、普段は電池持ちを優先してOffにしています。
さいごに
今回は、13インチMacBook Pro(2020)を初めてのMacとして迎え入れた私が、Windowsとの相違点を交えつつMacを買うと決めた理由、AirでなくProを選んだワケや、Macの良い点、イマイチな点をご紹介しました。
結果的にMacBook Proを購入して良かったと思っていますし、生活の質が上がった気がします。また、オシャレで洗練されたものを持つことで、士気の向上にも繋がっていると感じています。
皆さんも、MacBookシリーズの購入に踏みとどまっているのであれば思い切って購入してみて下さい。新しい世界・自分を発見できるかもしれません!
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