いつかはザ・クラス、「ポイキャン!」管理人です。
皆様、クレジットカードの審査落ちを経験されたことはありますか?
私はクレジットカードマニアを自負していますが、クレジットカードの入会審査落ちを今まで3度、経験しています。
また、その入会審査落ちは全て、プロパーのJCBカードでした。かねてよりJCBカードへの入会、ゴールドカードへのランクアップを切望していた私は、日々発行するための方法を模索していました。
そんな私が、ついに念願の「JCBゴールド」を取得することができました。その際に私が実行した「アップグレード」という方法、カード発行までの流れ、さらにはカード券面について、画像を交えて詳しくご紹介していきます。
JCB OSシリーズとは
まず初めに、JCB OSシリーズについてご紹介していきます。
JCB OSシリーズとは、JCBが発行している中でも一番基本的かつ、ブランドの根幹となるクレジットカードシリーズです。
これ以外のカードにもJCBブランドを有したカードは多数ありますが、株式会社JCBが直接発行するプロパーカードとしては、JCB OSシリーズのみと言えます。
JCBカードには独自の魅力・特徴がありますが、詳細はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
JCBカード(一般、法人)
JCBカードには、個人カードと法人カードが用意されています。
- JCB CARD W/JCB CARD W plus L
- JCB一般カード
- JCBゴールド
- JCBゴールド ザ・プレミア(インビテーション制*)
- JCBプラチナ
- JCBザ・クラス(インビテーション制*)
- JCB CARD R(リボ払い専用カード)
- JCB CARD Biz
- JCB CARD Biz ゴールド
- JCB CARD Biz プラチナ
- JCB一般法人カード
- JCBゴールド法人カード
- JCBプラチナ法人カード
私はこの中でも、最初に「JCB一般カード」という、一番スタンダードな個人カードを発行しました。
若年層向け JCB EXTAGE(エクステージ)
JCB発行のオリジナルカードとしては、先述のカードに加え若年層向け(29歳以下限定)のカードもあります。
それが、EXTAGE(エクステージ)シリーズです。
- JCB CARD EXTAGE(年会費無料)
- JCB GOLD EXTAGE(年会費初年度無料、以降3,300円)
これら2つのカードは、通常のOSカードより年会費が安く抑えられるのが魅力です。
「JCB CARD EXTAGE」はJCB一般カード(1,375円)と同等の特典がついて年会費無料、
「JCB GOLD EXTAGE」はJCBゴールド(11,000円)と同等の特典がついて年会費初年度無料(次年度以降3,300円)というどちらもハイコスパなJCBカードとなっています。
もし年齢条件を満たしている方で、安価にJCBの実績作り、JCBの世界(手厚い旅行保険等)を体験したいのであれば、EXTAGEシリーズのカード発行をオススメします。
私のオススメは、「JCB GOLD EXTAGE」ですね。私もその魅力から申込をしましたが、審査落ちとなったカードです。
基本的には年会費が10,000円前後かかるクレジットカードにしか付帯していない、空港ラウンジも無制限で利用可能なので、ゴールドの特典を享受したい方は申し込むメリットが大いにあります。
おまけ:年会費無料のゴールドカード
JCB GOLD EXTAGEに比べ、年会費無料で空港ラウンジが無制限で利用できるハイコスパなゴールドカードも日本には存在しています。
詳しくは、こちらの記事を確認してみてください。
JCBのポイント制度、還元率
JCBカードのポイント制度は、「Oki Dokiポイント」で、JCBカードの利用額1,000円ごとに1ポイント溜まるため、基本還元率は約0.5%となります。(JCB CARD Wは2倍)
還元率が特別良いカードとは言えませんが、スターバックスやAmazonなど提携企業での利用ならポイント還元率を上げることもできます。
私が「JCBカード」の発行を切望する理由は、還元率が主目的ではなく、その上に存在するインビテーション制の「JCBゴールド ザ・プレミア」や「JCBザ・クラス」を発行することが目的であるためです。
クレジットカード選びで重要なポイント還元率は正直微妙ですが、JCBのプロパーカードにはその信頼性や、独自の特典という魅力があります。
JCBゴールドを取得した方法
冒頭でも触れましたが、私はJCBカードの発行審査に3回も落ちています。
詳しくは下の記事に記載していますが、約3年の間に「JCB GORD EXTAGE」「JCB CARD W」「JCB GOLD」と、3枚のJCBカードを申し込み、全て撃沈となっていました。
EXTAGEは学生時代(内定後)に申し込んだため発行基準に達していませんでしたが、それ以外は社会人になってからの申し込みとなるので、審査落ちの理由は私自身にあることが読み取れます。
学生でも発行可能な「JCB CARD W」でも落ちたので、一時は社内ブラックも疑いました。
そんな私が、ある程度の審査難易度・ステータスを持つ「JCBゴールド」を発行した方法・手順について、今からご紹介していきます。あくまで一例として、ご参考ください。
手順1:一般カードから発行する
何度もJCBカードで審査落ちしていた私は、まず初めに「JCB一般カード」を発行しました。回り道にはなりますが、JCBカードでの実績を作ることを最初に考えたのです。
こちらの「JCBカード(一般)」の審査基準は、そこまで厳しいものではありません。
18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。
ただ、以前同じく審査基準がそこまで厳しくない「JCB CARD W」で審査落ちした経緯があるため、様々な対策をした上での申込・発行となりました。
▽私がJCB一般カードを発行するために行った対策は、こちらの記事でご紹介しています。
手順2:JCBでの利用・引き落とし実績を作る
次に、JCBカードの利用・引き落とし実績を作ります。こちらは、確実にゴールドカードへランクアップするための、念には念を入れた対策となります。
私の場合は、JCBカードを1月に発行し、最初の請求である2/10の引き落としまでに、約3万円を決済、銀行口座からの引き落としが行われるまで待ちました。
利用・引き落とし実績がなくてもアップグレードが通る場合もあると思いますが、私はこの最初の引き落としを重視しました。
早くゴールドを発行し「JCBゴールド・ザ・プレミア」の発行基準である年間利用額100万円を達成しやすくするため、最初の1ヶ月分だけ実績を作りました。
手順3:JCBゴールドへアップグレード申請をする
2/10に銀行口座での引き落とし実施を確認した翌日、私はMyJCB(会員専用WEBサイト)でアップグレード申請をしました。
私の所有カードは「JCB OS一般カード」かつ29歳以下なので、アップグレードとして選択できるカードは「JCB ゴールド」「JCB GOLD EXTGAGE」 の2種類となります。
私は迷わず「JCBゴールド」を選択。アップグレードに入力が必要な情報は、下の通りです。
- 前年度の年収(税込)
- お借り入れの状況
- 融資ご利用希望枠(キャッシング枠の希望)
- 運転免許証または運転経歴証明書の保有有無(保有の場合は番号入力)
ものの2分もあれば、入力は完了します。
申し込み完了ボタンを押すと「カードのアップグレード申込受付完了のご案内」というメールを受信し、申込受付が完了しました。
アップグレードの審査結果、カード発行までの流れ
上でご紹介した方法で申し込みが完了し、あとはアップグレード申し込みの結果を待つだけです。
何度も審査落ちしていた私の、JCBカード入会後わずか1ヶ月の利用実績がどう影響するか?ドキドキの結果待ちです。
審査結果の通知
なんと予想外なことに、今回は申し込み完了メールの受信からわずか7分後に、審査合格の通知が入りました!
アップグレードしたJCBゴールドのリアルカードは、審査合格から約2週間で到着する様です。
MyJCBへのカード券面反映、Apple Payへの設定
JCBゴールドのアップグレード審査が通った場合、リアルカードの到着より先行してMyJCBへの反映、Apple Payへの設定が可能になります。
私の場合も、審査合格の通知が入ってからMyJCB(JCB会員専用サイト)のアプリを開くと、カード切替に伴うご案内が表示され、早速保有カードに「JCBゴールド」が追加されていました!
設定を済ませたその日から、「JCBゴールド」として利用金額を積算できます。
「JCBゴールド ザ・プレミア」を目指している方は、是非ともチェックしておきたいポイントですね。
JCBゴールドカード 到着
私の場合、JCBゴールドへのアップグレード申込・可決から7日後に、JCBから簡易書留でカードが届きました。
封筒、内容物
封筒のデザインはJCB一般カードが送付された時と同じく、エアメール風(縁取りカラーはオレンジ色)でした。
ちなみに封筒の中身は、こんな感じでした。いつも通りのカード利用規約や、付帯保険やキャンペーンのご案内となります。
JCBゴールド カード券面
それでは、JCBゴールドのカード券面をレビューしていきます。
カード表面
JCBゴールドの表面ですが、やはり落ち着いた日本らしいデザインが秀逸ですね。
なお、カード表面の色合いは、濃いゴールドとなります。落ち着いたデザインもあり嫌味はなく、上質感が漂いますね。
なお、JCBゴールドの上に位置する招待制カード「JCBゴールド ザ・プレミア」も同じく枯山水デザインです。
パキッとしたカラーリングで、どんな色の財布でもマッチすると思います。
カード裏面
カード裏面です。余計な記載がなく、スッキリとした印象を持ちます。(裏面はKyashが一番シンプルでした。)
また、カード裏面は表面と色合いが若干異なります。表面よりゴールドの色合いが薄く、シャンパンゴールドという例えが合うと思います。
裏面カラーが似ているクレジットカードは、「セゾンゴールドアメックス」ですね。
JCBカードは一般カードを含めて、やはりデザインが良いです。
和テイストを入れた「日本らしさ」溢れるカードで、世界5大国際ブランドの一角を担う日本発のクレジットカード、という誇りを感じさせますね。
おまけ:入会年月日
ここからは、少しマニアックな内容となります。
カードが貼り付けれられたいつもの台紙ですが、左下の「入会年月日」に注目して下さい。
「JCB一般カード」を発行するまでのレポートを記載した記事でも触れていますが、2020年のギリギリで滑り込みで発行したことが読み取れます。
その理由は、こちらの画像でお分かりいただけると思います。
JCBのゴールドカード以上のカードに表示される「MEMBER SINCE」が、キリ番である「2020」になっています。
とても小さいことではありますが、私はこれが目的で2020年中にJCBカード入会を果たしたのです。
2020年はキリのいい年号かつ、コロナ影響で延期とはなったものの東京オリンピックイヤーでもあり記念の年です。
今後カードと付き合っていく中で、ある種の記念日とも捉えられますね。
さいごに
今回は、日本が世界に誇るクレジットカード「JCBオリジナルシリーズ(OS)」のゴールドカードである「JCBゴールド」について、カードを手にするために私が実行した「アップグレード」という方法、カード発行までの流れ、さらにはカード券面についても画像を交えて詳しくご紹介していきました。
JCBゴールドはプロパーのクレジットカードということもあり、審査基準は厳しめと言われています。
私の様に「年齢が若く勤続年数が短い方」、「審査に不安がある方」、「確実にゴールドを発行したい方」などには、是非ともオススメしたい方法が、当記事でご紹介した「アップグレード」という方法です。
この「アップグレード」という方法を実践することで、何度もJCBカードの審査落ちを経験していた私もゴールドカードを取得できたため、合格可能性を上げるための方法としては有効であると考えます。
ゴールドの上にもまだまだ上位カードは存在しているため、JCBカードとのお付き合いはまだまだこれからも続きます。
JCBゴールドを検討している方は、是非ともご参考にしてみて下さい!
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