JCBカード使い始めました、「ポイキャン！」管理人です。
皆様、クレジットカードはお使いになっているでしょうか？
便利でお得な生活を送ることができるクレジットカードですが、その便利さ故に「カードの使いすぎ」「不正利用」「紛失」には、常に気をつけなければいけません。
そんな私が、慢心によりクレジットカードを紛失するという失態を犯してしまいました。（実際には、紛失から数時間後に小さな奇跡が起こります）
今回は私が紛失した「JCBカード（一般）」を紛失した際のカード停止・再発行までの流れ、再発行手数料、補償制度、紛失後の小さな奇跡についてご紹介していきます。
カードケースがない！
あるよく晴れた日曜日、私はロードバイク（グラベルロード）に乗って午前中のサイクリングを楽しんでいました。
ルートはいつもの「多摩川サイクリングロード」で、約4.5kmの一般道以外はほぼ全て河川敷のサイクリングロードを走るコースです。この日は特に寄り道もせず、ただ目的ポイントをタッチして帰路につきました。
そして、帰宅してシャワーを浴びようとしてポケットを探った際、違和感に気づきました。
ポケットに入れていたカードケースがない！！！
私はその日、発行したばかりのJCBカードをカードケースに入れて自転車に乗っていました。
コンビニを始めとした多くの店舗ではスマホのApple Payで事足りるのですが、電子決済に対応していないスーパーなどに寄った時の予備として、クレジットカードを1枚保険として入れていたのです。
- JCBカード（一般）
- 現金1,000円
サイクリングやちょこっとした外出専用のカードケースだったので、紛失ダメージはまだ小さい方ですね。
私はすぐに服のポケット、サドルバッグ、自転車周辺、玄関、、、と、考えうる近くの場所を全て探しました。
しかし神は味方をしてくれず、どこを探してもカードケースは見つかりませんでした。ファスナーのないポケットに入れたことを深く後悔しました。
クレジットカード停止の連絡
紛失が確定して1番最初に行動すべきことはもちろん、「クレジットカードの停止」です。現金とカードケースは諦めたとしても、クレジットカードは一刻も早くストップする必要があります。
悪意のある拾得者に、クレジットカードを不正利用されるリスクを回避するためです。
2通りの問い合わせ方法
私は、JCBカードの紛失連絡をオンライン上で実施しました。ネットで「JCBカード 紛失」と検索し、出てきたこちらのページにURL、電話番号が記載されています。
- 会員専用WEBサービス「MyJCB」からインターネット上で連絡をする
- 電話で連絡をする（0120-794-082）
ちなみに、一刻を争う手続きのため、オンラインはもちろん、電話受付の「JCB紛失盗難受付デスク」も24時間、年中無休で解放されています。
WEBで手続きを実施
私はJCBの会員WEBサイトからカード紛失のお届けをしましたが、手続きは至って簡単でした。
MyJCBへログイン（秘密の質問の回答あり）して、届け出るカードが選択されている状態で、紛失日時などの情報を入力します。
紛失日時、場所、状況など数項目を入力し、内容確認ボタンを押すと紛失登録が完了します。同時にカードの利用が停止され、カード停止に関する確認内容もメールで配信されました。
カード番号がわからなくてもMyJCBへログインできれば、登録できます。
なお、一部オンライン上では紛失登録の手続きができないカードがあります。試しにJCBゴールドへのアップグレード後に紛失登録ページで試してみましたが、カードがグレーアウトして選択できませんでした。
この場合はオンラインではなく、JCB盗難紛失デスク（電話）に問い合わせをしましょう。
カード再発行手数料
JCBカードの場合、再発行手数料がカード種類、再発行理由によって、次のように別々に設定されています。
| カード種類 | 紛失・盗難 | ICカードの暗証番号変更 | その他理由(IC不具合、不正利用恐れなど) |
| 下記カード以外の方 | カード1枚につき 1,000円(税別) |
カード1枚につき 1,000円(税別) |
無料 |
| JCBザ・クラス/プラチナ/ゴールド ザ・プレミア/ゴールド/ネクサス/一部の提携カードの方 | 無料 | 無料 |
私は、JCB OSシリーズ（一般）カードでの紛失につき、再発行手数料は1,000円(税別)となります。
一番右にある「不正利用恐れ」というのは、セゾンカードで経験したことがあります。もちろん無料で再発行できましたが、その際のレポートも参考にしてみて下さい。
再発行手数料の請求
こちらは実際の利用明細ですが、紛失した日付で「再発行手数料 1,100円(1,000円＋税)」が請求されていました。
ゴールド以上であれば再発行手数料が理由を問わず無料だったので、非常に惜しい思いをしました。
とは言え、まずは紛失しない様に気をつけるのが一番ですね。反省します。
紛失や盗難時の補償
JCBカードは、紛失・盗難時にカードが不正利用された場合でも、補償制度が用意されています。
カードの紛失や盗難により、もし仮に第三者に不正使用された場合でも、紛失・盗難の連絡から60日前以降の損害額をJCBが補償してくれます。
60日前まで遡って補償してくれるのは、非常に心強いです。しばらく経って紛失が発覚した場合でも、希望があります。
カード再発行手続き完了から発行まで
カード発行停止手続きを完了してから、約1週間後に再発行カードが到着しました。
JCBカードおなじみの、エアメール風封筒で届きました。
縁取りのカラーはOS一般、OSゴールド発行時のオレンジとは異なり、水色ですね。何気に珍しい？
▽JCB OS一般カード発送の際は縁取りがオレンジ色でした。
当然のことですが、カード番号が変更されています。私の場合、カード末尾3桁とセキュリティコードが変更されていました。なお、有効期限に変更はありませんでした。
実際に私は、家のインターネット回線契約においてカード番号変更が漏れておりました。支払い票を持ってコンビニ等へ行く手間もかかってしまうので、要注意です。
おまけ：紛失後の小さな奇跡！
先にご説明した通り、自宅周辺を探してもカードが見つからなかったので、オンライン上でカード停止の連絡を行いました。
そして、望み薄ですが自転車で通った道を辿ってみることにしました。サイクリングロードで落としたなら、歩行者もいるので誰かが拾って届けてくれる可能性があります。反対に一般道なら誰も落ちていることに気づかず、そのまま放置されている可能性があると考えたのです。
警察へ紛失届へ出しに行くついでに、通った道をバイクで目を凝らしながら走ってみました。
そして、数分後に奇跡が起きました。道路脇にカードケースらしき四角い物体が落ちていたのです。すぐにバイクを降りて引き返し、近寄ってみました。
なんと、私のカードケースでした！（オレンジ矢印の先にある緑色の物体）
車のタイヤで何度も轢かれてJCBのクレジットカードは傷だらけでしたが、何故かカードケースはほぼダメージがなく、中に入れていた千円札も無事でした。小さな奇跡です。
ちょうど自転車通行隊の上なので、走行中に落ちたのだと思います。皆さんもサイクリングの際には、ファスナー付きのカバンかポケットへ貴重品を入れるようにしましょう。（既に実践されているかと存じますが、、、）
ちなみにこの後、カードの停止をキャンセルできるかデスクへ電話確認してみましたが、一度停止したカード番号は2度と復活できず、再発行手続きも進んでいました。当たり前ですね。
気に入っていたカードケースと現金千円が戻ってきたのが不幸中の幸いです。再発行手数料は1,100円かかりましたが、勉強代と捉えます。
さいごに
今回は、発行したばかりのJCBカードを紛失してしまった私が、紛失発覚からカードの停止・再発行までの流れ、再発行手数料やJCBの補償制度についてご紹介してきました。
カード会社によって対応はそれぞれですが、基本的にカードの利用停止は一刻を争う事態なので、迅速に対応できる様になっています。利用者事情でのカード再発行には私のように手数料がかかる場合があるので、是非とも気をつけたいポイントですね。
今回の一件で、よりカード管理に対する意識が高まりました。ファスナーのないポケットに貴重品は入れない。といった基本的なことを守る必要がありますね。
是非、皆さんも私の失敗談をご参考に、便利なクレジットカードの管理に対する意識、方法について今一度、考えて頂けますと幸いです。
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