【ANA BAGGAGE DROP】自動手荷物預け機を利用してみた 上級会員の優先手荷物は適用される?

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ANA BAGGAGE DROP_top ANA SFC修行
管理人
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ANAマイラー「ポイキャン!」管理人です。

皆様、飛行機を利用する際、預け荷物のサービスを利用されたことはありますか?

預け荷物のサービスは、基本的にどの航空会社にも存在しておりますが、その内容はキャリア、便、クラスによってそれぞれバラバラです。

その中でも、今回はANAの預け荷物サービスにおいて革新的なサービスである「ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)」の利用方法・レポートと、プラチナ・SFC会員などの上級会員が自動荷物預け機を利用した際、手荷物の優先受け取りが適用されるのか、その検証結果についてご紹介していきます。

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ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)

ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)とは、ANAが提供している、預け荷物を無人で受付できるサービスを指します

ANA BAGGAGE DROP

管理人
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ちなみに、日本ではANAが初の取り入れだそうです。

下でもご紹介する「スキップサービス」を利用している場合であれば、預け荷物がある場合でも一度もカウンターを利用せずに「搭乗手続き」「荷物預け」「搭乗」まで、全てを完結させることができます
帰省シーズンなどの繁忙期には、特に有人カウンターが混み合うことが予想されます。そんな時にも真価を発揮するサービスですね。

こんな時にオススメ
  • 人との接触を可能な限り減らしたい時や、顔を合わせたくない時
  • 繁忙期で、カウンターが混んでいる時
  • 預け荷物が1個など、少ない時(1個ずつしか手続きできないため、複数の預け荷物がある場合は有人カウンターの方がスムーズかと思います)

設置空港

ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)が設置されている空港は、下記の5空港となります

  • 羽田空港 第2ターミナル
  • 新千歳空港
  • 福岡空港
  • 那覇空港
  • 伊丹空港

まだまだ取り入れている空港は少ない状況ですが、羽田-伊丹といったビジネス、レジャー問わず利用者の多い主要空港や、国内の主要空港抑えている点は良いですね

管理人
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成田空港を除く、国内空港の乗降客数の上位6位までをカバーしています。願わくばセントレア(中部国際空港)の追加ですね。

利用できる人

ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)を利用できる人は、スキップサービスを利用している人、搭乗手続きが済んでいる人です。

また、無料手荷物許容量を超える手荷物(有料となる手荷物)がある場合は、ANA BAGGAGE DROPが利用できないため、有人手荷物カウンターでの手続きが必要になります。

スキップサービス

ANAのWebサイト、アプリから航空券を予約、購入、座席指定まで完了させていれば、自動的に適用されるサービスのこと。
空港でのチェックインが不要となり、アプリや印刷したバーコードがあれば、保安検査場の通過と搭乗まで完了します。

例外的にスキップサービスが利用できない予約(こちらのページに記載)も存在しますが、座席指定まで完了させておけば、カウンターを利用せずともANAの飛行機に搭乗できます。

管理人
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座席指定は、航空券の購入と同時に押さえておくことをオススメします!人気の前方座席や窓際、非常口座席などから埋まっていってしまいます。

ANA BAGGAGE DROPを利用してみた

それでは、早速私がANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)を利用した際のレポートをご紹介していきます。

ちなみに私はANAの上級会員であるプラチナ会員かつSFC会員(スーパーフライヤーズ会員)なので、預け荷物には「手荷物受け取りの優先」というサービスの対象者で、それがANA BAGGAGE DROPでも適用されるのかも注目です

手続きの開始

自動手荷物預け機の手続きは簡単です。

自動預け機のモニターに丁寧でわかりやすい案内が表示されるため、画面の指示に従うだけで誰でも簡単に手続きができます

どうしても解決できない不明点や、トラブルがあった場合は近くの地上係員(グランドスタッフ)の方を呼びましょう。

まず、ANA BAGGAGE DROPの機械のタッチ画面に触れます。そして、預けたい荷物を台に乗せます

1つずつの手続きとなるため、2つ以上預け荷物がある場合は有人カウンターの方がスムーズかもしれません。

自動預け機_手続き開始

荷物の計測

荷物を乗せる台に預け荷物を乗せると、自動的に重量が計測されます。荷物のサイズや重量、個数については有人カウンターでの手続きと当然同じですが、下記の通りとなります。

重量

  • プレミアムクラス:お一人様あたり40kgまで無料
  • 普通席:お一人様あたり20kgまで無料
  • 「スターアライアンス・ゴールド」メンバーは上記に+20kgまで無料

個数

  • 重量・サイズを満たしていれば制限なし

サイズ

  • 各辺の長さが横80cm×縦75cm×奥行き45cm以内(かつ合計203cm以内)

ANA国内線の規定を参照しても、「手荷物の3辺(縦・横・高さ)の長さが合計203cm(80インチ)以内 (付属品(ハンドル・車輪など)を含む)」が無料対象の預け荷物対象と記載があるため、ANA BAGGAGE DROPも、無料対象の預け荷物の最大サイズまで利用できることになります

リモワで言うと、なんと最大のトランクXL(約130L、80 x 43,5 x 46 CM)も無料預け荷物の対象となります
国際線と比べ国内線は制限が緩いので、相当大きな荷物でも追加料金無しで対応できます。どちらかというと、重量の方を気にする必要がありますね。

管理人
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ANAの場合、国際線はおよそ82L前後、国内線はおよそ130L前後まで無料で預けられることになります。各辺の寸法規定などもあるため、事前に規定を確認の上でサービスを利用してください。

便の確認、危険物の確認

先ほどの重量確認で無料預け荷物対象であれば、次のステップに移ります。

旅程の確認です。同日に複数路線の予約をされている場合などは注意ですが、預け荷物の対象となる路線を選択してください

予約便確認

続いて、荷物の中に危険物などが入っていないか、確認があります

対象外荷物の確認

私は以前、持ち込み手荷物としてNGである電気工具がカバンの中に入っており、保安検査場で引っ掛かったことがあります。
その際は急遽、ケーキ箱のような段ボールを貰い工具だけを入れて、預け荷物にしました。そのようなトラブルが起こらないためにも、チェックは必須ですね。

管理人
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説得力は皆無ですが、皆さんも荷物の中身チェックは欠かさない様にしましょう。

タグの発券、貼り付け

次に、タグが発券されます。自動預け機となるため、自分で荷物にタグをつける必要があります

荷物タグ発券

荷物タグが発券されました。私はプラチナ/SFC会員なので、無事「PRIORITY」の印字が入った優先手荷物タグとなっていますね

預け荷物プライオリティタグ

ちなみにこのタグの貼り付け部は、手で触っても粘着性がありません。ただ両面を貼り合わせると、2度と剥がせない様にペタッとくっつく不思議な粘着剤となります。
管理人
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ピチッと位置決めした上で、荷物の持ち手などに貼り合わせましょう。グランドスタッフの方々はスピーディかつ綺麗に付けてくれるので、凄さを実感です。

荷物とさよなら

タグを貼り付け終わったら、画面を進めます。

BAGGAGE DROPの扉

すると、近未来的な雰囲気のあるシャッターが閉まり、見えませんが荷物はコンベアを流れていきます。到着空港まで荷物とは暫しのお別れですね。

最後に控えが出てくるので、忘れず取りましょう。荷物受け取り時に荷物を照会するために必要となります。

BAGGAGE DROP手続完了

到着後

ANA BAGGAGE DROPでの手続きが終わったら、いつも通り保安検査を済ませ、飛行機に搭乗します

ANA上級会員であれば、搭乗までの時間をお酒も飲める快適なANAラウンジで過ごすことができます。またANA上級会員でなくとも、主にゴールドカード保有者が対象である空港カードラウンジもオススメです。

そして、到着空港で預け荷物がターンテーブルに流れてくるのを待ちます。

私はプラチナ/SFC会員の「PRIORITY」扱いなので、順番としてはダイヤモンド会員の「FIRST」の次に流れてきます

手荷物の流れてくる順番

FIRST(DIAMOND)>PRIORITY(PLATINUM/SFC/プレミアムクラス)>一般

ターンテーブル

話が脱線しますが、私がこの時に預け荷物にしたのは「TUMIのシェパード」です。ビジネスとプライベート両方で使用できる、オススメの大きめバックパックです。

SFC、プレミアムクラスの搭乗で何度かPRIORITYタグを付けてもらっていますが、預け荷物が少ない時期、路線の場合は2、3番目ぐらいに自分の荷物が流れてくる感じですね。
DIAMOND会員のFIRSTが最優先なので、帰省や長期休暇で利用者が多い時は、PRIORITYでも少し待つと思います。

管理人
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PRIORITYでも、一般に比べると優先して出てくるため、時間の短縮にも繋がります。SFC会員のメリットを体感できる瞬間ですね。

上級会員の優先手荷物は適用される?

すでに前項でご紹介してしまっていますが、結論としてANA BAGGAGE DROPでも上級会員の特権である「手荷物の優先受け取り」は適用されることがわかりました
証拠として、しっかりとタグには「PRIORITY」と印字されて発券されました。

預け荷物を有人カウンターで手続きするか、自動手荷物預け機で手続きするかの違いなので、当然といえば当然ですね。

ただ、ANA BAGGAGE DROPが設置されている空港には専用の優先チェックインカウンター(ANA PREMIUM CHECK-IN)も設置されているため、上級会員専用の有人チェックインカウンターで預け荷物の手続きする方が、上級会員の特権を享受できる気もします

管理人
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優先チェックインカウンターであれば、専用保安検査レーンもすぐ横にあります。よって、プラチナ以上の上級会員の方は無理にANA BAGGAGE DROPを使用するメリットは薄いと思いました。

さいごに

今回は、ANAの預け荷物サービスにおいて革新的なサービスである「ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)」の利用方法と、プラチナ・SFC会員などの上級会員が自動荷物預け機を利用した際に、手荷物の優先受け取りが適用されるのか、その検証結果についてご紹介していきました。

ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)は完全無人で荷物を預けることができるサービスで、感染症の対策などで接触を可能な限り減らしたい時や、帰省シーズンなど繁忙期にとても役立つサービスです

また、ANAの上級会員でもしっかりと優先手荷物(PRIORITYタグ等)が適用されることもわかりました。ただプレミアムチェックインの方が早い気もするので、状況に応じて活用するのがいいと思います。

管理人
管理人

ぜひ、皆様も便利で簡単なANA BAGGAGE DROPを使用してみてください!

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