マイスターシュテュック愛用中「ポイキャン!」管理人です。
皆様、筆記具は何をお使いでしょうか?
私は、学生時代からぺんてるの「グラフギア」というシャーペンを愛用していたり、社会人となってからもペリカン社の万年筆(Pelikan Souveran M405)やモンブラン社のボールペン(Montblanc Meisterstuck Classic)を愛用していたりと、筆記具・文房具は好きなタイプです。
そんなモンブランのボールペン「マイスターシュテュック クラシック」から購入間もないですが、先日、気づかないうちにスクラッチ(傷)が入っていることに気づきました。
今回は、プラスチック製品などの傷を消す研磨剤として有名な「サンエーパール」のご紹介と、モンブラン製ボールペンの傷を「サンエーパール」を使用して傷消しした際のビフォーアフターについて、写真を交えてレビューしていきます。
マイスターシュテュック(クラシック)
私が愛用しているのは、ドイツの高級筆記具ブランド モンブランのボールペン「マイスターシュテュック クラシック プラチナライン(2866)」です。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますが、MONTBLANC(モンブラン)とマイスターシュテュックのボールペンについて簡単にご紹介していきますね。
モンブランの意味
社名にもなっている「モンブラン」の意味ですが、フランスとイタリアの国境に位置するアルプス山脈最高峰の山、モンブランに由来します。
現在、モンブランというブランドは「筆記具の最高峰」として君臨しており、まさに名は体を表す、といったものになっています。
また、モンブランの頂を覆う雪の様から、モンブランのトレードマークである天冠の「ホワイトスター」も生まれました。
マイスターシュテュック(ボールペン)
マイスターシュテュック(MEISTERSTUCK)は、モンブランを語る上で最も定番かつ、重要なモデルです。いわばど真ん中に存在しており、外れることのない優等生の様なモデルです。
万年筆とボールペンにマイスターシュテュックの名が授けらておりますが、私はボールペンの方を購入しました。
特徴
マイスターシュテュックの特徴は、最もスタンダードなモデルであることでしょう。悪く言えば特徴がありませんが、どこで使っても悪い印象を与えず、それでいて存在感を放つボールペンです。
ホテルのチェックインの際には、私はあえてモンブランのボールペンを使用したいと考えています。
ある意味ただのカッコつけですが、モンブランのボールペンがプラスに働く(部屋のアップグレードなど?)ことも、長い人生ではあるかもしれません。
サイズ
また、マイスターシュテュックにはサイズによって、大きく3つに分けることができます。上から順に、ル・グラン、クラシック、モーツァルトと名前が与えられており、それぞれ長さや太さ、重量が異なります。
- ル・グラン(150mm ×15.3mm、31g)
- クラシック(140mm ×12mm、23g)
- モーツァルト(110mm ×9mm、11g)
最も人気なのはやはり真ん中の「クラシック」ですね。非常にバランスが良いモデルなので、よっぽど手の大きい方でなければ、不満なく使用できるかと思います。
モンブランの他モデルに関する情報は、こちらの記事で詳しくご紹介しているため、ぜひチェックしてみて下さい。
サンエーパールで磨いてみた
それでは早速、モンブランの傷を「サンエーパール」という研磨剤で磨き、傷を消した際のレポートをしていきます。
状態にもよりますが、所要時間も5分〜10分もあれば十分です。費用対効果も高く、簡単にできるのでぜひやってみて下さい。
必要なものは「サンエーパール」と、「メガネ拭きや、クリーニングクロスなどの布」だけです。
サンエーパールの金額、入手方法
サンエーパールとは、コンパウンドタイプの研磨剤です。白いクリーム状のコンパウンドをクロスなどで磨くことで、傷を研磨して除去(隠す)したり、ツヤ出しにも活用することができます。
Amazonや楽天市場など、様々なところで様々な業者から販売されており、蓋に貼ってあるシールのデザインがそれぞれ異なります。
値段はだいたい1,000円〜2,000円程度。一度に使用する量は微量なので「一度買えば一生使える」と言っていいほど、長く使うことが可能です。
少し年季が入っていますが、私がAmazonで購入した「サンエーパール」は、蓋に大きく ”サンエーパール” と記載されていますね。
サンエーパールが使えるもの
サンエーパールが使用できるものは、樹脂、アクリル、貴金属、時計、ステンレス製品など様々です。
時計好きの間では有名で、時計のプラスチック風防やステンレスケース、バンドなど、様々な箇所を磨くことができます。
管理人も時計好きで、高価なものはありませんがG-SHOCKだけでも10本以上所有しています。
他にも同じようなコンパウンドタイプの研磨剤として「ピカール」なども有名ですが、こちらは主に金属用とされています。粒子も若干大きいと思うので、やはりモンブランの万年筆など樹脂製品には「サンエーパール」をオススメします。
また、傷が深い場合などは、サンエーパールの前に1,500〜2,000番手などのサンドペーパーなどを使用し、表面を慣らしておくことも必要です。
モンブランの場合、プレシャスレジン(樹脂)の塗膜がどれだけ厚いか分からなかったので、サンエーパールのみの使用かつ、磨きすぎない様に注意しました。
ビフォーアフター
それでは、傷の入ってしまったモンブランのマイスターシュテュックを研磨した際の、ビフォーアフターを写真と共にご紹介していきます。
私の場合、モンブランがハサミと接触したのか、手で触ってもわかるぐらいの大きな傷が1箇所、そして浅めの傷が1箇所の計2箇所に傷がありました。
深めの傷 Before
こちらがペン先部についてしまった、深めの傷です。
赤丸部に、ガリっと擦れた様な白い線傷が入っているのがお分かりいただけるかと思います。
手で触ると傷が分かるぐらいの傷で、触ると少し窪んでいるのが分かるぐらいです。おそらく、ペン立てにあったハサミか何か、鋭利なものと接触して傷が入ってしまったのだと思います。
気づいた時はショックでした、、、
深めの傷 After
こちらが、「サンエーパール」を使用して磨いた後の写真です。
赤丸中央部に入っていた線傷が、かなり小さくなりました。磨いた時間はわずか3分ほどで、みるみるうちに傷が消えていきました。
もっと磨くことで完全に傷を消せるのかもしれませんが、表面の塗膜(モンブランのプレシャスレジン)がどれだけ厚いのか分からなかったため、このぐらいに留めておきました。
よーく見ないと分からないレベルまで傷消しできたので、この程度で満足です。手で触っても凹凸をあまり感じません。
浅めの傷 Before
今回、キャップ部にも浅めの傷がついていました。
ペン先部についてしまった傷よりは浅く、手で触って若干窪みがわかるぐらいの傷です。
浅めの傷 After
こちらが、「サンエーパール」を使用して磨いた後の写真です。
赤丸部を見ると、傷がほぼ完全に消えたことがわかると思います。
傷の範囲も小さく浅い傷だったので、所要時間はわずか1、2分でした。また、全体的に入っていた小傷も消え、輝きを取り戻すことができました。
浅めの傷であれば、サンエーパールでほぼ完全に傷を消せることがわかりました。
さいごに
今回は、プラスチック製品などの傷を消す研磨剤として有名な「サンエーパール」のご紹介と、モンブラン製ボールペンの傷を「サンエーパール」を使用して傷消しした際のビフォーアフターについて、写真を交えてレビューしていきました。
サンエーパールは時計好きの間では有名で、プラスチック風防やステンレスベゼル、バンドなど様々な傷を消すことができるコンパウンドタイプの研磨剤です。
今回はそちらを使用し、モンブランのボールペンについた傷を消してみました。
結果として、かなり深い傷以外は完全に消え、小傷もなくなり新品の時の輝きを取り戻しました。モンブランなど高価な筆記具に入ってしまった傷も、諦めずに「サンエーパール」で磨くだけで傷を消せるかもしれません。
費用対効果も非常に高いので、ぜひ参考にしてみて下さい。
一回に使う量も微量のため、個人使用であれば「ほぼ一生」使用できる点も魅力です!
コメント
割れて接着剤でくっつけた繋ぎ目も消えますか?
コメントありがとうございます!
目立たなくすることは出来るかもしれませんが、あくまで表面を薄く研磨するだけのものなので
繋ぎ目を完全に消す(馴染ませる)ことは難しいと思います。