京急と東京モノレールで迷いがち「ポイキャン!」管理人です。
皆様、羽田空港へ行く際にはどんな交通手段をお使いでしょうか?
東京の空の玄関口である羽田空港へは、自家用車や各種高速バスなどのリムジンバス、公共交通機関など多数の方法でアクセスする事ができます。
公共交通機関では「京急電鉄」と「東京モノレール」がライバル同士の関係ですが、今回はマイラーにとって嬉しいサービスを展開している東京モノレールについて、対象区間の利用でもれなく20マイルを貯める方法、期間限定の「東京モノレールでボーナスマイルキャンペーン」についてご紹介していきます。
羽田へのアクセス競争
羽田空港(東京国際空港)へのアクセス方法として比較的安価で利便性の高い公共交通機関ですが、皆様は「京急電鉄」と「東京モノレール」のどちらを利用していますか?
2017年の調査では羽田空港利用者全体のアクセス方法のうち、全体の32%が京急電鉄、23%が東京モノレールとなっており、京急電鉄が数ポイント差で勝っています。
それでは、それぞれ各社の強み・弱みについて私なりの視点で解説していきます。
京急電鉄の強み・弱み
私は今までずっと「京急電鉄」派でした。その理由は簡単で、個人的に私の住む駅(JR中央線)から最も安く羽田空港へアクセスできるからです。
それもそのはず、2019年10月に京急電鉄は空港線の運賃を最大120円値下げし、品川ー羽田空港(国際線、国内線ターミナル)間の運賃(ICカード)は407円から292円となりました。
対する東京モノレールの運賃は浜松町ー羽田空港(国内線、国際線ターミナル)間で492円。都心部から品川までの所要時間、運賃を考慮しても料金面で圧倒的な強みがあります。
反対に弱みとしては、モノレールに比べた場合にダイヤ乱れが起こるリスクが高いこと、後述の航空会社とのマイル提携を行っていない点でしょうか。
東京モノレールの強み・弱み
では、東京モノレールの強み・弱みとはなんでしょう。
強みとしては鉄道である京急電鉄に比べモノレールという特性上、ダイヤ乱れが起こりにくいという強みがありますね。また、当記事のメインテーマですがANA・JALと提携し、マイラーに嬉しいキャンペーンを行っているところが魅力です。
反対に弱みとしては、やはり運賃の高さでしょう。京急と比較しても運賃に対して所要時間も大きく変わらないため、この点ではどうしても及びません。一方で定期運賃の値下げなどで対抗しているため、空港関連の仕事に従事されている方々にとっては、東京モノレールに分があるかもしれませんね。
東京モノレール利用でもれなく20マイルが貯まる
ようやく本題に入りますが、東京モノレールでは対象区間をICカードで乗車すると、もれなくANA・JALマイルが20マイル貯まるサービスを行っています。
今までは期間限定の実験的なサービスでしたが、現時点では今後も継続してサービス提供される様です。東京モノレールの顧客獲得に対する強い思いを感じますね。
それでは、サービスの詳細について見ていきましょう。
東京モノレール 20マイル獲得対象区間
東京モノレールで20マイルが貯まるサービスの対象区間は、「モノレール浜松町駅」⇔「羽田空港第1ターミナル駅」「羽田空港第2ターミナル駅」「羽田空港第3ターミナル駅」の片道492円区間です。
片道の利用で20マイル貯まるので、羽田空港出発の旅行・出張での往復利用で、なんと毎回40マイルを貯めることができます。
マイル積算タイミング
こちらのサービスで獲得したマイルは、約1〜2ヶ月後がマイル口座への積算タイミングとなります。
獲得から積算までは少し時間がかかりますが、気長に待ちましょう。
対象のICカード
東京モノレールはSuicaだけでなく、PASMOなど全国の交通系ICカードが利用可能です。それらのICカードは全て当サービスの対象となります。
Suica(モバイルSuica含む)、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA
PiTaPaが利用できるのは、関西人にとって嬉しいポイントです。(管理人は元関西人)
マイル積算の手順
それでは、東京モノレール利用で20マイルをゲットする手順について、実際の流れを写真でご説明していきます。
①対象区間にICカードで乗車、改札外の端末にタッチする
まず、東京モノレールの対象区間にICカードで乗車します。ちなみに、乗車駅では何も操作しなくてOKです。
降車駅の改札を出たら、改札出口すぐの所にある専用端末を探して下さい。端末読み取り部に、対象乗車履歴のある交通系ICカードをタッチします。
ANAとJALの端末が並んでいますが、1回の対象区間乗車で貯める事ができるマイルはどちらか一方です。貯めたい航空会社マイルの端末を選択して下さい。
スマホに入っているモバイルSuicaでも、もちろんOKです。
②(初回のみ)マイレージ番号の登録
初回のみの作業となりますが、画面の表示に従ってAMCお客様番号を登録する必要があります。
今回はANAの登録手順についてご説明しますが、JALの場合も操作手順は大きく変わりません。
端末にある読み取り部分に、IC機能付きANAカードやANA Edyカード、AMCカード・デジタルカードの2次元バーコードを読み取らせます。
入力が完了すると、AMCお客様番号の確認画面となります。間違いなければ登録ボタンをタッチ。
これで、交通系ICカードとAMC会員番号の紐付けは完了です!
2回目以降は会員番号の登録が不要となるので、改札を出て端末に交通系ICカードをタッチするだけでマイルを獲得できます。
③20マイルゲット!
20マイル獲得画面です。こちらでマイル獲得は完了です!
この様にレシートを発券し、獲得マイルをじっくり確認することもできます。
私は一回のフライトで東京モノレールを往復利用したので、しっかりと20マイル×2回分の計40マイルの獲得が記録されていますね。
1マイルの価値を航空券に交換した場合の3円として想定すると、往復で約120円分お得になった計算となります。
「東京モノレールでボーナスマイル」キャンペーン(期間限定)
こちらは期間限定のキャンペーンになりますが、東京モノレールの対象区間利用で獲得可能な20マイルに加え、さらに抽選で合計200名様に1,000マイルが当たるキャンペーンとなります。
それでは、こちらのキャンペーン詳細について見ていきましょう。
キャンペーン詳細
東京モノレールの対象区間利用で獲得可能な20マイルに加え、さらに抽選で合計200名様に1,000マイルが当たる期間限定のキャンペーンです。
キャンペーンに参加するには、ANAとJALの両キャリアとも期間中に参加登録・アンケート回答が必要となります。アンケート自体は羽田空港へのアクセス方法に関する質問など簡単な内容で、ものの数分で完了します。
忘れずに登録、アンケートに回答しておきましょう!
対象期間
当キャンペーンの対象期間は、2020年10月1日(木)10:00~2020年11月30日(月)23:59まで(日本時間)となります。
なお、キャンペーンの参加登録・アンケート回答と乗車日時が前後しても応募対象としてカウントされますのでご安心ください。
ANAのキャンペーンページには記載がありませんが、JALのページには対象期間の乗車回数を応募口数として抽選が行われる様です!
当選時のマイル積算タイミング
当選時のマイル積算タイミングは、2021年1月下旬と予定されています。(マイルの積算をもっての当選発表となります)
さいごに
今回は羽田空港へのアクセス方法に関するお話から、京急電鉄と競争関係にある東京モノレールのお得なサービスや期間限定のキャンペーンについてご紹介していきました。
お住まいの最寄り駅からの接続などで条件は異なりますが、片道乗車でもれなく20マイルを貯める事ができるとなると、京急電鉄よりメリットが大きいかもしれません。
また、期間限定のキャンペーンでは抽選で100名様に1,000マイルが当選するので、キャンペーン登録されていない方は今すぐ登録してみて下さい!
私も今後羽田空港に行く際は積極的に東京モノレールを利用し、マイル活動をはじめてみようと思いました!
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